🔭コラム「Web Pageは新装開店(高林龍)」

2013年4月に「新装開店準備のための閉店」とのコラムを書いてはや3年半が経過した。21世紀COEやグローバルCOEの企画として、今から思えば潤沢な資金の下での10年間の活動期間を終えて、自立した知的財産法制研究所(RCLIP)の新装開店を目指していったん閉店するという趣旨のコラムであったが、末尾は「現段階では未だ模索中としかいえないが,RCLIPの活動はどのような形であれ4月以降も継続して行きたい。……これからしばらくは揺籃期になるであろうが、何とか揺籃期を経て華々しく新装開店ができる日が来ることを期待して、旧RCLIP最後のコラムとしたい。」と結んでいた。

この3年半の間にも、RCLIPは上野達弘教授(副所長)をはじめクリストフ・ラードマッハ准教授といった強力な助っ人と、事務局として結城命夫さんといった素晴らしい経験と処理能力の持ち主を得て、大型科研費の申請は敗戦続きとはいえ、学内資金や外部の公的研究費さらには個人的な寄付金などを頂戴して、活発といえる研究活動を何とか継続してきており、COE紀要等の定期刊行物がなくなった穴も、総合研究機構の紀要や年報知財法(日本評論社)等の外部の出版物を利用したり、あるいはWeb PageにPDFファイルとしてあるいは映像としてUPするなどして、成果の外部への公表にも努めることで何とか埋めてきた。

Web Pageは私達の活動の中での情報発信源の中心であるが、10年以上にわたり情報を順次蓄積してきたために、最初にアクセスした者にとってはその構成が分かり易いとはいい難くなっていた。特に長年にわたる過去の研究成果や最新の研究企画が一覧しにくいとの指摘があったため、これを機会に、その点だけでなく視覚的にもインパクトのあるWeb Pageとすべく、内部で検討を加え、素人なりに自分達で構成を組み立てた結果、2016年10月1日から、Web Pageに限ったことではあるが、「何とか揺籃期を経て華々しく新装開店」をすることになった。毎日とはいわずとも、1週間に1回でもアクセスするたびに知的財産法制に関する新しい情報や研究成果が公開されているWeb Pageとすべく、これからも企画遂行に全力投球していく所存である。そのためにも、今後とも皆様からのご寄付( http://rclip.jp/donation/ )を含めた、ご協力を大いに期待している。

(所長 高林 龍)

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