2012年度JASRAC秋学期連続公開講座(第2回)
【日時】2012年10月13日 13:30~15:30

【場所】早稲田大学早稲田キャンパス 8号館B101教室

【テーマ】批評、コメント、笑い:米国著作権法におけるフェアユースとユーモア

【概要】米国著作権法には、著作物をパロディ、風刺、その他ユーモアとして使用するための特別な例外はない。しかし、裁判所が、これらすべてをカバーする方策として、フェアユースを適用することが徐々に増加している。加えて、これら一種の複製は、「容認される使用」(侵害の可能性はあるが、著作権者があえて問題にしない)と称される行為の多くを構成している。本報告では、フェアユース条項と、最高裁又は下級審におけるその解釈について分析すると同時に、ユーザーによって生み出された著作物のユーモラスな使用に関する著作権者と当該著作物をホストするウェブサイトのプラクティスについて検討する。

【司会】 小川明子(早稲田大学助手)

【講演者】ジェーン・ギンズバーグ(コロンビア大学教授)

【コメント】駒田泰土(上智大学教授)

(逐次通訳有(日本語・英語))