第35回RCLIP研究会

標準必須特許の侵害に対する救済の考え方「Motorola v. Microsoft」

【日時】2013年6月4日 18:30~20:30

【場所】早稲田大学早稲田キャンパス 大隈小講堂

【テーマ】 標準必須特許の侵害に対する救済の考え方「Motorola v. Microsoft」

【講演者】 竹中俊子(ワシントン大学ロースクール教授)

  【要旨】 スマートフォーン等での採用される動画圧縮規格のひとつであるH.264に関する標準必須特許を持つモトローラがマイクロソフトを訴えた事件を中心に、アメリカ特許法における標準必須特許の差止請求の可否及び侵害に対する損害の計算方法等の論点について検討する。また、サムスンに対するEU委員会の暫定判断や東京地裁2月28日サムスン・アップル判決を参考に、比較法的検討も行う。

【司会】 高林龍(早稲田大学法学学術院教授)