第44回RCLIP研究会
中国の知財法制度の動き
日 程 2017年12月20日(水) 18時30分~20時00分 |
会 場 早稲田大学 3号館4階 405教室 |
報告者 蔡 万里 豊橋技術科学大学 総合教育院(知財・法学)講師 |
司 会 高林 龍 早稲田大学法学学術院教授 |
参加費 無料 (最下段にありますフォームから参加登録をお願いします) |
主 催 早稲田大学 知的財産法制研究所(RCLIP) |
講演の概要
2016年から2017年にかけて中国における知的財産権の保護と活用に関する法制は新たな歴史的な段階に突入し始めたと言える。マクロ政策の面では、知的財産権の保護は、国策レベルにまで引き上げられるほどに大いに強化されている。
立法面では、「反不正競争法」が市場競争の新たな変化に対応すべく改正され、また「専利審査指南」や「商標審査及び審理基準」が特許・商標審理業務の基準を更に規範化すべく改正されるなど、知的財産権に関わる法改正作業が盛んに進められており、知財法制度の充実化、精密化、国際化がより一層図られている。また、専利法第四次改正、著作権第三次改正、知財高裁の設立等も順調に推進されており、法によって知的財産権保護の水準を向上させる動きがますます鮮明になってきた。
このような中国の知的財産を取り巻く法制環境が激しく変動している中、今回の研究会は、2018年1月1日に施行される改正「反不正競争法」への解説をはじめとして、中国の知的財産法制度の動き及び今後の大きな流れを分析する。
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