知的財産法LL.M.コースの基軸となる科目を、担当する講師が、実際の講義に模した公開講座を2回にわたって展開します。なお、当日は、当コースの進学説明会も予定されています。

【日程】  第1回 2018年7月30日  (月) 18時30分~20時30分
      第2回 2018年8月  2日  (木) 18時30分~20時30分
【会場】  早稲田大学 早稲田キャンパス 3号館 301教室 (305教室から変更)

【参加要領】入場無料
なるべく下の申込フォームから参加を申し込んで下さい。

【主催】  早稲田大学大学院法学研究科  
【共催】  早稲田大学知的財産法制研究所 

【講師および講義概要】

第1回 7月30日(月) 

模擬講義:「平成30年著作権法改正について」
早稲田大学法学学術院教授 上野 達弘

 著作権法はしばしば改正されているが、平成30年改正ほど大規模なものはなかったかも知れない。
 具体的には、いわゆる「柔軟な権利制限規定」(新30条の4、新47条の4、新47条の5)、教育の情報化やデジタル教科書に対応した権利制限規定(新33条の235条等)、アーカイブや障害者関係の権利制限規定(37条、47条等)の整備はもちろん、TPP11に伴う平成28改正(保護期間延長、一部非親告罪化等)の施行日変更などが含まれる。そこでは、新しい規定の新設のみならず、既存の規定がさまざまに拡充されており、実務上の活用可能性は高いように思われる。
 本講義は、今回の著作権法改正の内容を網羅的に解説すると共に、実務上の意義を検討する。

第2回 8月2日(木)  

公開授業:「LL.M.知的財産研究~プロダクト・バイ・プロセス・クレームの解釈~」   
早稲田大学法学学術院教授 高林 龍

 知的財産法LL.M.の講義中の「LL.M.知的財産法研究」で実施している実際の講義を体験して貰うため、教員一名と院生4名で公開模擬講義を行います。
 添付してある講義で使用した問題を使用して、まず発表担当者が30分程度で事案の説明と回答を披露したのち、教員を含む院生で質疑応答を行い、事案の理解を深化させるとともに、具体的な問題の解決策を思考します。
 4名の院生はそれぞれ異なる仕事に従事していますので、それぞれの視点からの活発な議論が再現されます。
 発表テーマ『プロダクト・バイ・プロセス・クレームの解釈』

参加ご希望の方は以下のフォームよりお申し込みください。

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