6月9日にセミナーが開催されますのでお知らせいたします。
日 程 2021年6月9日(水) 10時00分~11時30分 |
会 場 オンライン(ZOOM Webinar) |
テーマ Google v. Oracle 事件とソフトウェアの著作権法による法的保護
(※日英同時通訳あり)
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司 会 クリストフ・ラーデマッハ(早稲田大学教授) |
登壇者 パメラ・サミュエルソン(カリフォルニア大学バークレー校ロースクール教授)
奥邨弘司(慶應義塾大学教授) 石新智規(シドリーオースティン法律事務所・弁護士)
上野達弘(早稲田大学教授)
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参加費 無料 |
参加要領 下記URLよりお申込みください。
登録したメールアドレスにURLが届きますので、当日アクセスして下さい。
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主 催 早稲田大学知的財産法制研究所(RCLIP) |
共 催 早稲田大学法学部 |
概要
ソフトウェアのソースコードが著作権保護を受けることは、日米のみならず世界中で広く承認されているが、アメリカでは、ソフトウェアのインターフェイスに関する著作権保護について、従来の考えと異なる判例法が展開されつつあり、議論を巻き起こしている。2021年4月5日、プログラム言語であるJavaのAPI(application programming interface)に関する著作権保護が問題になったGoogle v. Oracle事件において、アメリカ合衆国最高裁判所が判決を下した。最高裁は、APIの著作物性については判断を示さなかったものの、フェアユース法理に関しては新たな展開を見せたものと考えられ、大いに注目される。
本セミナーは、著作権法・情報法分野で非常に著名であり、本訴訟においても裁判所に意見(amicus curiae)を提出して大きな影響を与えたパメラ・サミュエルソン教授をお招きする。同教授が本判決を要約した上で論評した後、日本側の登壇者がこれにコメントしつつ、同様のケースが日本法でどのように扱われるかについても検討する。その後、パネルディスカッションおよび質疑応答を行う予定である。