日独 科学・イノベーション フォーラム2010

Workshop 1「国際競争と知的財産戦略:情報化時代に対応した日本及びドイツの知的財産保護政策とは?」

【日時】2010年10月6日 14:00~16:00

【場所】六本木アカデミーヒルズ  

今年の6月にだされた米国連邦最高裁のビルスキー判決では、情報化社会に伴い生まれてきたソフトウェアやビジネス方法等の創作物に関し、この創作を奨励するための創作者に対する十分な保護と他者による独自の創作活動の自由の確保という競合する政策のバランスをとることの困難性が強調された。米国のように自然資源に恵まれない日本・ドイツにおいて、これらの創作物に係る知的資産は非常に重要であり、情報化社会に対応した知的財産政策の構築が急務である。本セミナーでは、元特許庁長官として、国際企業である日産のリーダーとして、知的財産政策を構築してきた伊佐山氏にその経験について基調講演して頂き、ドイツ政府及び欧州連合のアドバイサーとして長年活躍してきたマックス・プランク研究所のウルリッヒ教授及びフンボルト大学のボードウィック教授に、知的財産権の属地主義の再検討、技術標準の特許保護とその競争法上の限界等、無体資産の価値増加と市場の国際化に伴う緊急課題について報告して頂く。また、これらの基調講演に基づくパネルディスカッションでは、日本及びドイツの学者・実務家と共に、同様の問題の我が国の対応について検討し、現在の知財立国戦略のあり方を再考する。

【主催】 早稲田大学知的財産法制研究センター(RCLIP)

               ドイツ学術交流会

               アレクサンダー・フォン・フンボルト財団

【後援】 東京医科歯科大学知的財産本部  

【プログラム】

14:00-14:05 イントロダクション:竹中俊子ワシントン大学・早稲田大学教授(司会)

14:05-14:25 基調講演: 「知的資産活用の在り方:大変革期におけるグローバル競争での生き残り戦略」 伊佐山建志氏、Carlyle Japan(元特許庁長官・日産自動車副会長)

14:25-12:45 「属地主義の原則と国際競争」 Theo Bodewigフンボルト大学教授

14:45-15:05 「知的財産権の保護と競争法の交錯:技術標準の特許付与及び特許保護の制限に関する国際的共通理解の構築」 Hanns Ullrichマックス・プランク研究所教授

15:10-15:40 パネリストによるコメント

Felix-Reinhard Einsel氏(ゾンデルホフ&アインゼル法律特許事務所弁理士)

高林龍早稲田大学教授

Martin Schaefer博士(Boehmert法律事務所弁護士)

15:40- パネルディスカッション および 質疑応答 1

6:00 閉会

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(同時通訳有(前半:日独 後半:日英))