国際知的財産セミナー
中国における技術移転と特許法 このセミナーは中止となりました。 |
【日時】2011年3月19日 13:30~17:30
【場所】早稲田大学早稲田キャンパス14号館102教室 【要旨】 現在中国で年間締結された技術移転契約は20万件にのぼり、総額は4.5兆円市場規模である。そして、中国において知財を活用するための技術移転の活発化には、発明創造の主役である大学・研究機関から国によって認定された130箇所の「国家技術移転センター」が果たしている役割が大きい。技術移転市場の形成や産学研連携の構築などを目的として設立された技術移転センターは技術移転を加速させる役割を担っている。さらに中国では、国内の技術移転に関する奨励政策の実施など、さまざまな技術移転市場の育成を促進する方策が講じられている。 今回のセミナーでは、「革新型国家」の建設へ向けて、独自技術の開発促進を目標とて掲げた特許法第三次改正の施行後における中国の技術移転活動に関して注目しかつ注意すべき点について、中国の著名な知的財産法専門家や中国を代表する大学研究者、実務家を6名招聘して、それぞれのお立場からご講演いただく。 総合司会: 高林 龍(早稲田大学大学院法務研究科教授・知的財産法制研究センター長) 司会進行: 兪 風雷(天津大学文法学院准教授・知識産権研究センター長) 13:30 開会の挨拶 橋本周司(早稲田大学副総長・理工学術院教授) 13:40 基調講演:「中国知的財産と技術移転の法体系」 陶 シン良(同済大学知識産権学院院長) 報告1:「国際技術移転について」 張 乃根(復旦大学知識産権研究センター長) 報告2:「上海市における技術移転の奨励政策」 許 春明(上海大学知識産権学院副院長) 報告3:「大学技術移転の影響」 李 旭(天津大学文法学院院長) 報告4:「中国における技術秘密情報の移転」 黄 武双(華東政法大学知識産権学院副院長) 報告5:「技術移転の奨励政策と特許法」 兪 風雷(天津大学知識産権研究センター長) 16:55 コメント及び質疑応答 高林 龍 17:20 閉会の挨拶 上村達男(早稲田大学法学学術院教授・GCOE総合研究所所長) 18:00 懇親会(UniCafe125)参加費4000円 主 催: 早稲田大学国際産学官連携本部 共 催: 早稲田大学グローバルCOE知的財産法制研究センター(RCLIP) 早稲田大学重点領域研究機構知的財産拠点形成研究所(IIIPs-Forum) 天津大学知識産権研究センター(TRCIP) (同時通訳有(日本語・中国語)) |