2013年度JASRAC秋学期連続公開講座
著作権侵害をめぐる喫緊の検討課題V 第1回 |
【日時】2013年10月5日13:30~16:45
【場所】早稲田大学早稲田キャンパス 8号館B101教室 第一部 【テーマ】「ヨーロッパにおける補償金制度の動向」 【司会】上野達弘(早稲田大学法学学術院教授) 【講演者】駒田泰土(上智大学教授) 長塚真琴(獨協大学准教授) 【概要】 わが国著作権法上の補償金制度をめぐっては、知財高裁判決(知財高判平成23年12月22日)も登場する中、その見直しを含めた立法論が課題となっている。そのような中、ヨーロッパでは、2013年6月27日に、プリンターを課金対象と認める欧州司法裁判所判決や、同年5月にはフランスでタブレット端末に課税する案が公表されるなど、さまざまな動きが見られる。そこで、本シンポジウムでは、ヨーロッパにおける補償金制度をめぐる近時の議論を参照しつつ、補償金制度のあり方について検討する。 第二部 【テーマ】「工業製品に関する意匠保護と著作権保護の相互作用について」 【司会】富岡英次(弁護士) 【ゲスト】吉田和彦(弁護士) 【概要】 工業製品に関する意匠保護と著作権保護の相互作用」についてのAIPPIのQ231に関する作業ガイドライン、各国からのレポート、2012年韓国総会での議論、決議等を紹介し、改めて我が国において応用美術の問題について考える。 【主催】早稲田大学 大学院法務研究科 【共催】早稲田大学 知的財産法制研究センター(RCLIP) 早稲田大学 重点領域研究機構知的財産拠点形成研究所 |